「ecory」は、地球環境を考えたリサイクルの一環として、廃棄品を再利用して再度仕様するリサイクルトナーについての情報ページです。経費削減にも役立つリサイクルトナーで事務も大助かり。あなたも是非リサイクルトナーを試してみてください!
世界規模でリサイクルの必要性が急務であると叫ばれている昨今、その背景にはとても深刻なゴミ問題があります。このページでは「リサイクルを考える」と称して、リサイクルと密接に関係しているゴミ問題につて取り上げ、実際にゴミがどのように処理されているのかについてご紹介します。
ちなみに、一般廃棄物とは産業廃棄物以外の廃棄物を指し、家庭から排出されるゴミ(家庭ゴミ)と一般の事業所から排出されるゴミ(事業系ゴミ)という2種の内訳になっています。
現在のゴミ処理方法とその現状
破棄物処理法・廃棄物の処理及び清掃に関する法律によれば、廃棄物は固形状か液状のゴミという2種類に分けられますが、固形状のゴミ・廃棄物は一般的に「ゴミ」と呼ばれています。ゴミは廃棄物処理法を原則として処理される仕組みとなっていますが、その中で「産業廃棄物として処理されるゴミ」と「一般廃棄物として処理されるゴミ」とさらに2種類に分かれます。産業廃棄物とは以下の19種です。- □ 燃え殻
- □ 汚泥
- □ 廃油
- □ 廃酸
- □ 廃アルカリ
- □ 廃プラスチック
- □ 紙・木屑、
- □ 繊維物
- □ 動植物性固形不要物、
- □ ゴム
- □ 金属
- □ ガラス及び陶磁器
- □ 鉱滓(こうさい)
- □ コンクリート片などの不要物
- □ 動物の死体
- □ 動物の糞尿
- □ 集塵施設からでる不要物・煤塵(ばいじん)
- □ 産業廃棄物を処分するために処理した上記以外のゴミ
飽和状態のゴミ処理場
現在、世界規模で問題となっているゴミ問題。増え続けるゴミに対して一番問題となっているのは「増え続けるゴミを処理できるだけの場所がない」ということ。もう既に現時点でゴミを捨てるだけの充分な余裕がある場所がないのです。仮にゴミを処理できるだけの場所を確保したとしても、次に浮かび上がるであろう、ゴミ焼却時に発生する二酸化炭素(CO2)による地球温暖化問題もあり、問題は2重となっています。ゴミ処理には多大な消却エネルギーが必要になりますし、ゴミを燃やした時に発生するダイオキシンやPCB、環境ホルモンといった有害物質も問題視されており、これらの有害物質は化学物質を燃やすことにより発生しやすくなると言われています。ダイオキシンは発ガン性物質でり、PCBは全ての生物の体内に入り込む可能性がある有害物質で、環境ホルモンは生物ホルモンを大きく狂わす有害物質となっていることから、「ゴミの処理なんて知らない・分からない」という無責任・無自覚な状態では大変危険です。これらの三つの有害物質の問題を解決するための手段として、ゴミを焼却せずにリサイクル(再利用)することが一番有効な方法とされています。リサイクルを潤滑させるには、いくつかの素材が複合素されたまったくリサイクルできないゴミを再利用できる素材に変えたり、紙やプラスチックゴミとはきちんと分別するなどの小さな手間も惜しむべきではないのです。分別がきちんとされていないと、大量に集まったゴミの中に再生可能・再生不可能のゴミが混じってしまってリサイクルできるゴミもリサイクルできなくなってしまう恐れがあるからです。 人類が築き上げてきたこれまでの文明・社会が地球温暖化のような地球規模の環境問題を引き起こしたと言われている現代ですが、これからは一人一人がゴミ問題と向き合って英知を結集し、これからも続く人類のためにも地球環境に注意を払う必要があると言えるでしょう。recommend
Last update:2023/2/27